loading

4月中旬からのお献立

桜の時期も終わり、早いもので初夏を感じるお献立に変わってまいります。

5月5日は端午の節句、男の子の日でございます。

性別に関しては様々な議論がなされる昨今ですので、このような行事も廃れてしまうのかもと憂いてしまいます。

端午の節句は「菖蒲の節句」とも言われ、武道を重んじる「尚武」と掛けて男の子の節句になったといわれます。

まだまだ食材が揃っていなかったり、内容変更もございますが、前菜は兜をイメージした笹巻き寿司、すくすく育つようにと縁起物の筍を相性の良い鰹節と合わせて。弓矢に見立てた矢生姜は海老で包んで揚げています。的に見立てた蓮根は一度干してから炊いているのでパリパリとお召し上がり頂けます。鯉のぼりを模したアマゴ(写真は稚鮎)、旬の蕨はわらび餅として、空まで伸びる空豆は甘く炊いております。

 

先付 アスパラガスのゼリー

前菜 笹巻き寿司 山菜のわらび餅 筍土佐揚げ 矢生姜海老揚げ 天子南蛮漬 一寸豆蜜煮 近江蒟蒻

椀物 油目 椎茸 笹掻き牛蒡 叩き木ノ芽 白味噌仕立て

向付 本日の鮮魚

主菜 国産牛のロースト 葱のソース 初夏野菜

凌ぎ 勝男のユッケ 丘ひじき辛子浸し

焼物 伝助穴子の焼物 吹き流しに因んだ五種の薬味

食事 たけのこ御飯 香の物 止め椀

水物 ヨーグルトムース 清美のゼリー

甘味・お薄

 

感染対策しっかりしまして、皆様のお越しをお待ちしております。

 

店主・船見